2013年11月16日土曜日

エコハウスの未来を考える


「エコハウスの未来を考える」と題したシンポジウムに行ってきました。

「エコハウス」と呼ばれるものには、
実は緩やかに流派みたいなものがあります。
高垣が知っているものでは、大きく分けて3つ。

●自立循環型住宅系
国交省が出している「自立循環型住宅設計マニュアル」に学び、
日本に適した省エネで快適な住宅づくりを目指しているグループ。
高垣は、こことの関係がやや深いです。


●パッシブハウスジャパン
「建もの燃費ナビ」という、家の燃費がわかるソフトを使いながら、
ドイツの家づくりに学びを得つつ高性能な住宅を作っているグループ


●エネルギーパス協会
EUで義務化されている、住宅の燃費を表示する証明書を日本にも。
と活動しつつ、長野県の環境エネルギー戦略立案に携わる等、
行政との連携を強めているグループ



これら3グループを代表する人が一同に会し、
プレゼンテーション・ディスカッションするシンポジウムです。


より広い視野から大きなビジョンを示す自立循環系の野池さん。

ご自身も設計業務に携わり、
その実務から得た住宅のあるべき姿を示してくださった
パッシブハウス・ジャパンの松尾さん。

環境政策への造詣が深く、社会はどうあるべきかをお話してくださった、
エネルギーパス協会の今泉さん。

どのお話も興味深く、とても勉強になったことは言うまでもありません。


では、コラボハウスには何ができるだろうか?
プレゼンやディスカッションを聞きながら考えましたが、
できることはそんなに多くはないなという結論です。

高い家の性能や太陽の光や風の通りを考慮した家の作り方を
「あたりまえ」にすること。
お客様がたとえ意識されなかったとしても、
家の性能は当たり前に確保すること。
そして、「あたりまえ」に快適な住環境を提供すること。
これだけかな、と思い至りました。

そんなことを考えながら、しまなみ海道を戻りました。
合計6時間の移動になりましたが、なんとも充実した一日でした。


ちょっと腰が痛いです。


コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗

2013年10月22日火曜日

しましまじんになった日

最初にお伝えしておきます。
今回、家は全然関係ないです。


先日家族で、故郷の島根県出雲市に行ってきました。
お目当ての1つがこれ。

「しましまじん盆踊り」


絵本作家のtupera tuperaさんによるワークショップ。
夫婦息子と、高垣の両親も一緒に参加してきました。

「しまね」なので「しましまじん」
ということだそうです。
よく分かりませんが、楽しそうなのでOK!

用意された色々な材料を好きに選んで、
とにかくみんなシマシマになります。
完成したらみんなで盆踊りの予定。

さて、作業開始!



矢印は高垣夫婦、ではなく、高垣の両親です。
孫の「しましまスーツ」を鋭意製作中。


しましまじんになって子供たちと戯れる高垣。
テーマは、手軽に!大きく!目立つ!
身長は2mを超えてます。


実は、左足に「コラボハウス」と書いています。
小さな宣伝活動。
もちろん、効果は極めてゼロに近いです。


引き続き、しましまじんが集合して記念撮影。
十人十色のしましまじんです。
真ん中を陣取る大人げない高垣。


家族揃って何かを作る機会なんてなかなか無いので、
とても楽しい経験でした。

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          .
          .

高垣が島根でしましまじんになっている頃、
海山越えた愛媛県松山市の久万ノ台事務所では、
「まっすんの陽あたり良好」の撮影中。
 http://blog.livedoor.jp/collabohouse/archives/1779103.html

これはこれでカメオ出演したかったと
心の隅で思う今日このごろでした。


コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗








2013年9月16日月曜日

秘密兵器入手


とうとう入手した!と勝手にはしゃいでいますが、
温かい目で見てやって下さい。

秘密兵器、その名も「おんどとりJr.」


・・・名前はアレですが、高垣にとって、とてもありがたいモノです。
記録できる温度計です。

設定した時間刻みに温度データをどんどん蓄積してくれます。
そして、データはパソコンに落とせます。

これを使うと、室内環境の変化や、
上手くやれば住宅の熱の出入りを見ることが出来ます。

通風や日射遮蔽のような設計方法と室内環境の関係を
数字で示すことも、できるかもしれません。

こだわって設計した住宅が、
快適な環境を確保できることを確認できるかもしれません。

万が一、想定していた室温にならない場合でも、
どうすれば少しでも省エネで快適にできるのか、アドバイスすることも可能です。


まずは自宅(旧世代な装備の賃貸)の温度を見ようかと画策しています。
我が自宅、アルミサッシでシングルガラスという、
今のコラボハウスの標準仕様からはかなり落ちる性能です。
何が見えるか、楽しみです。


もし、自分の家の温度変化がどんなモノか興味のある方がいらっしゃれば、
お気軽に高垣までご連絡下さい!
飛んでいきます。


PS.
本題とは全く関係ないですが、愛車の走行距離が記念すべきゾロ目を記録。
縁起がいいか悪いかはさて置いて、思わず車を止めて撮影。



コラボハウス一級建築士事務所
高垣吾朗
g-takagaki@collabohouse.info

2013年8月31日土曜日

恋し松山


新大阪駅近くにて、全国の工務店の方が集まって勉強会をしています。


「より快適に」「より省エネに」「より経済的に」
をキーワードに、自社の建てる住宅をどうお客様に伝えていくのか?
勉強中です。


大阪、暑くて暑くて、汗かきの高垣にとっては非常に辛い出張です。
すぐに汗だく...
すれ違うオバちゃんが、「涼しくなったねー」と言っているのを聞いて、
耳を疑います。

恋し松山。
と言いつつ今日帰ります。

2013年6月26日水曜日

エコハウスの未来(2)

前回に引き続き「山形エコハウス」の話です。


これはスティーベル社製の熱交換換気システム。
結構な大きさ...(ここでもタバコが欲しいとこですが)
熱交換効率90%のシロモノです。
外に逃げるはずだった熱の90%を室内に取り込むことができます。

ちなみにコラボハウスで標準採用しているのも、
熱交換換気システムです。
熱交換効率は65%のものです。

この効率は高ければ高いほどよい、というわけではありません。
冬は、外に逃げる熱をとにかく室内に取り込みたいので、
高効率化が求められますが、
夏の場合、この効率が高いと冷房負荷が上がってしまいます。
各地域の気候に適した設備を選ぶことが重要です。


そのすぐそばに置いてあった、データロガー。
家中の温度データをコイツで記録しています。
このデータ、欲しい!

その旨伝えたところ、公開しようと思ってるんですけどねー、
とのオコトバ!

確かにココ(矢印箇所)にその形跡が!
是非ともお願いします!

先進的なエコ設備はまだまだ続きます。

これはペレットボイラー。
木屑をぎゅっと固めた燃料を使ったボイラーです。
すぐ横に、ペレットの山がありました。



断熱・気密性能を上げた上で
しっかりと日射をコントロールすることで消費エネルギーを抑え、
木質燃料を使うことで二酸化炭素排出量を抑えていますが、
エネルギーを作り出すこともしています。
太陽光発電。
パネル自体は屋根の上で見ることができないので、
パワコンの写真。
2つついています。

屋根に乗っているパネルの合計出力は5kw。
Hondaのソーラーパネルでした。
雪の影響等で、当時搭載可能なパネルがこれだけだったようです。


この方が、山形エコハウスを案内してくださった亀岡さんです。
山形エコハウスの設計に関わっておられて、
その後もエコな住宅を設計されてます。

長い時間、変な質問ばかりにもかかわらず快く対応してくださり、
本当にありがとうございました!


「山形エコハウス」は非常に高性能な住宅です。
特に断熱性能は飛び抜けていて、
本当のエコハウスとはどうあるべきかを指し示す、
とても重要な実験住宅です。
未来の住宅の姿は、こんな感じかもしれません。


コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗


2013年6月19日水曜日

エコハウスの未来

先日、日本でも屈指の性能を持つ家
山形エコハウス」を見学して来ました。
人生初の山形県です。

山形エコハウス」は、山形県が環境省の補助を受け、
東北芸術工科大学と連携し、
平成22年3月に建築したモデルハウスです。

これからの家づくりに必要なこととして
 1.木で家をつくる
 2.住宅を省エネルギー化する
 3.再生可能エネルギーを使う
ことを考え、設計された住宅です。

とにかく、業界では有名な
超省エネ」で「二酸化炭素を排出しない」住宅です。
コラボハウスに入る前から気になっていた住宅で、
晴れて見学に行くことができました。

山形市内から郊外へ向けて車で30分くらい。
住宅地の一角に突如現れます。
 ※真ん中にポツンと置いてあるのは高垣の荷物です...

杉の木の外壁がとても綺麗です。

写真右の奥に進むと入り口があります。
なんとなく恐る恐る、進みます。

しっかりと出た軒。
やっぱりいいなあ。

中に入って、気になって気になって仕方がなかったのが、
この、ものすごく厚い壁!

タバコでも置けば厚みが伝わったなーと後悔しつつも、
タバコなんて持ってないことを思い出す高垣。

いわゆる普通の家であれば、壁の厚さはだいたい15cmくらい。
山形エコハウスでは、なんと43cm!

その中身は、下の写真のようになっています。

断熱材は、グラスウールが使われています。
非常に一般的に使われている断熱材です。
そんなフツーな材料でも、
使い方次第で日本トップクラスの断熱性能を得ることができます。
ただ、施工時の注意がいくつかあるんですが、
これが守れないと、あっという間に困った材料にもなるんです。
これについてはまたいつか書こうと思います。



とここまでで第一部一旦終了。
次回は、山形エコハウスに使用されている設備について書こうと思います。
乞うご期待。


コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗



2013年5月24日金曜日

気密測定(その2)

前回の「気密測定(その1)」に引き続き、気密測定の話です。

ちょっとカッコいい、より快適な家
の気密測定の様子とその結果をお伝えしようと思います。

高垣も人生で初めて気密測定に立ちあうので、少々興奮気味です。


↑この、なにやら測定器らしきものがまさに気密測定の脳みそ。
色々計算して家の気密を明らかにしてくれます。


このバズーカ砲みたいなのはかなり目を引きますが、
なんのことはない、ただのファンです。

現場監督の白形に「何か一発ギャグ的なのください!」
と伝えた結果です。
ちょっとよく分からないし、ホースが顔にかかっているし、
燦々たる状況ですが、
釈明を求めたところ、
本人にも何が起こっているのか分からない様子でした。
気密測定恐るべし!


バズーカ砲の中身です。
ファンと、センサーがチョロっとついています。


換気システムのように「計画されているスキマ」 は事前に塞いでおきます。
気密測定では、「計画されていない不慮のスキマ」を測定するのです。


最初の写真の測定器に表示される測定結果です。
 C値 = 0.4 c㎡/㎡
これなら、大手をふって高気密の家、と言えます。
※写真、後日時計回りさせて再アップします...


測定後のひととき。
業者の方に、気密の大切さを教示して頂いている白形。
しっかりと勉強させて頂きます。


ちょっとカッコいい、より快適な家
このお家、断熱性能が非常に高いです。
大手ハウスメーカーや地元工務店が普通に作った家では、
到底太刀打ち出来ないくらいです。
気密も、0.4という数字が高い数字ということは、分かる人には分かります。

気密、断熱を高くすると、同時に必ず注意しなければならないのが、
日射への対策です。
陽の光は大きな熱エネルギーを持っています。
明るいから、という理由で何でもかんでも光を取り込めば良い、
などと言ってしまうのは、古い古い考え方です。

家の方位、窓の配置、十分に出た軒/庇、窓の種類、etc...
ただ高気密・高断熱にするだけではダメです。
家造りの知恵を充分に理解し駆使することが、何よりも大切です。
そうすれば、快適で、光熱費を抑えることができる省エネな家ができるんです。

もしそんな家に興味があれば、いつでも高垣を呼んでください。
飛んでいきます。


コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗

2013年5月20日月曜日

気密測定(その1)

先日見学会をさせていただいた
ちょっとカッコいい、より快適な家」にて、
気密測定を実施しました。


とその前に...
そもそも「気密」ってなに?の話を簡単にしようと思います。

どうして気密が高い家がいいのか?


●熱が逃げにくくなります

 すきま風が多いと、冷房・暖房に余計なエネルギーがかかるので、
 電気代が増えてしまいます。
 快適性も損なわれます。

 気密を上げるとすきま風が無くなるので、
 どこからともなく冷たい空気が...ということが無くなります。

●換気が計画通りにできます

 換気は、もちろん適当に換気扇を付けているわけではなく、
 空気がどのように動くか事前に計画しています。
 その途中に隙間がたくさんあると、思っていたような換気ができません。
 すると、二酸化炭素など有害なガスの濃度を計画的に下げることができなくなります。

 気密が高ければ計画通りに換気することができ、健康的な環境を作ることができます。


気密が高すぎたら息が詰まるのでは?
窒息死するんじゃないか?

そんなことはありません。
換気装置が24時間ちゃんと動いていて、
常に新鮮な空気を供給してくれていますのでご安心ください。
それこそが計画的な換気、になります。


####################  注意  ####################
ここからはちょっと細かくて面倒な話になるのでご注意ください

気密を表す数値として「C値」というものがあります。
家全体の隙間面積を合計した数字を、家の床面積で割ったものです。
床1㎡あたりの家の隙間の大きさを示したものになります。
C値が 1.0[c㎡/㎡]であれば、
家の1㎡あたりの隙間が1c㎡ということになります。
家の床面積が100㎡であれば、
家全体の隙間は10c㎡ということになります。

ということで、このC値は小さければ小さいほど隙間が小さく、
気密が高いということになります。

C値の基準としては、
断熱への影響(スキマ風の件)を考えると 2.0c㎡/㎡以下、
計画的に換気をしようとすれば 1.0c㎡/㎡ 以下にしたほうが良い
と言われています。

快適な家のために、C値は 1.0c㎡/㎡ 以下にしたほうが良い、
ということです。

################### 面倒な話終わり ###################

という基準をお伝えした所で、次回に続きます。
次回は実際に測定した様子や測定結果をお伝えしようと思います。
近日中には更新しますので、ご期待ください!


コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗







2013年4月30日火曜日

暮らし省エネマイスター

「暮らし省エネマイスター」
なんだそれは?と思う事なかれ。
資格の名前です。
http://www.passive-design.jp/about/idea.php


省エネ住宅の第一人者、野池政宏氏が言い出しっぺで動き出した、
「Forward to 1985」
という運動があります。



現在の家庭でのエネルギー消費の合計を半分にすると、
1985年のエネルギー消費量とだいたい同じになるそうです。
だから、Forward to 1985。1985へ向けて、といったところでしょうか。
住宅、そして住まい方として具体的に何ができるのか?
住宅建築に関わる人達が真剣に考える運動です。

「暮らし省エネマイスター」は、そんな運動の一環として作られた資格です。
この資格を持っていれば、

 家庭生活における
   省エネを実践・実現したい一般生活者に
     的確なアドバイスができる人

である、ということになります。
この資格を持ったスタッフのいる組織は
「地域アドバイザー拠点」
となることができます。

コラボハウスでは、
■近藤


■林


そしてわたくし...
■高垣


以上3名が資格を取得しました。

暮らし省エネマイスターとしてお答えできそうな事といえば、
例えば...
・省エネ住宅って、どんなもの?
・この部屋に適したエアコンは?
・省エネのためにはどんな家電を選べばいいの?
なことがありそうです。

その他、省エネに関係しそうなことならなんでも聞いてみてください。
(可能な限り)爽やかにお応えします。


コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗



2013年4月19日金曜日

南予でサザエさん

先日、家族で八幡浜方面へ行って来ました。
その時の出来事です。

とにかく移動移動、と車で進んでいましたが、
ちょうど昼時、ということで伊方の道の駅に寄りました。


なにか食べるコーナーはあるかなー
と覗いてみましたが、おみやげ屋さんメインのようだったので、
お土産にと削りカマボコを買おうとレジに寄ったところ....


あれ?あれれれ?

高垣、財布忘れた!
そして、妻も同じく、財布忘れてる!

ひぇー...
一銭もない夫婦。そして子一人。

用事はお金なしでもどうにかなりますが、
息子の空腹は申し訳ない。
一度松山に戻ろう...
と思っていたところ、

「貸しますよ?」

え?えぇ?!

声の主は道の駅のお店の店員さんでした。
お借りするわけにはいかないと一度は遠慮させて頂きましたが、
構わないと仰って頂き、お言葉に甘えさせて頂く事にしました。

名刺を渡し、返しにくることを約束し、その場を後にしました。

八幡浜で食事後、無事用事を終え、
伊方町の風力発電の風車の下で休憩。

無邪気に走り続ける息子。
財布を忘れたことに気づいてからここに来るまでは、
カメラも忘れてパニクってもいたので、写真はほぼ無し。
息子写真を撮れたのはホッとした証です...


助けて頂いたおかげで、南予へのプチ旅行を無事終えました。
道の駅のIさん、レジ前で明らかに挙動不審だった夫婦+αを助けてくださって、
本当に、本当にありがとうございます。
この場を借りて御礼申し上げます。
とても助かりました。


帰宅後、事情も知らぬまま、削りカマボコを物珍しく食べる息子。
父と母はその削りカマボコのおかげで素敵な人に出会ったのだよ。


とても素敵な出来事でした。

PS.
一週間後、道の駅を再度訪れました。
無事Iさんに会うことができ、御礼の言葉とお返しをお渡しすることができました。
自分が逆の立場になったら、同じように困った人を助けようと心に決めました。


コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗

2013年3月20日水曜日

電気料金の値上げ

とうとう来ました。
四国にも。
四国電力による電気料金の値上げ申請です。



昼間は 7〜8% 、深夜は 13〜15% 程度の値上げとなるようです。
伊方原発の発電に頼るところがあった四国の電力事情から考えると、
原発再稼働が実現できていない今、
さもありなん、といったところでしょうか。

経産省が承認すれば、今年の7月から値上げされます。

また、H27年度からは、
「電化Deナイト」契約の新規加入ができなくなるようです。

  オール電化 = 低ランニングコスト?

これまでの図式が、少しばかり揺らぎ始めました。
そして電力会社のオール電化推しの勢いが、目立って落ちてきました。

それでもオール電化であれば、たとえ電気代が平均で10%上がっても、
ガス併用に比べればまだランニングコストを抑えることができます。

じゃあやっぱりオール電化を選ぶか?


時々お客様に聞かれることがあります。
高垣だったらどうするか?

以前はランニングコストだけ考えていたので「オール電化」と答えていました。
でも今は、悩んでいます。

家に引き込んでいるエネルギーが電気だけ、ということは、
電気の供給が絶たれた場合、
電気料金が上がった場合、
それに従うしか無い、ということになります。
それはリスクです。
でもやっぱり安いほうがいいなあ。。。


では、将来もオール電化のランニングコストが低い状況が継続するのか?

そんな確証はどこにもありません。


家を建てるとき。
それは、自分がエネルギーとどう向き合うか、
試されるタイミングでもあります。
みなさんはどう考えますか?


コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗

2013年3月3日日曜日

西側に大きな窓を作ってはいけません

暗い部屋は嫌だな。明るい部屋がいいな。

そう思うのは自然な事です。
では、太陽の光を目一杯家に取り込む方が良いでしょうか?

そういう訳でもなさそうです。※写真は極端な例ですが...

明るさを確保するとき忘れてはならないのは、
その窓から光と同時に、どれだけの熱が入ってくるのか?ということ。

窓について方位を分けて考えてみます。

 南)軒をしっかりと出す事で、太陽の光を防ぐことができます。
 北)ご想像の通り、直射日光は入ってきません。
 東)季節によっては朝日が真っ直ぐ入ってきます。
 西)季節によっては夕日が真っ直ぐ入ってきます。

南、北はどうにかなりそう。
東も、朝の時間帯はまだ気温が低めなので、これもまだどうにかなりそう。
では西は?

気温の高い夏の夕方、
西から直射日光が家の中に入ってきたときの不快さは、
ご存知の方も多いはずです。
それがたとえ冬でも、ギラギラとまぶしい西日が直接照りつければ、
快適とは言えなさそうです。
なによりも眩しい。



夏でも冬でも西側に大きな窓があると、快適から遠ざかってしまいます。

「西側に大きな窓を作ってはいけません」



高垣が広告で示しているのは、そういった理由からです。

設計の知恵をふんだんに盛り込んだ快適でエコな家を作りたい。
そう考えています。



2013年1月12日土曜日

愛媛の家


去年の年末発売の住宅雑誌、赤い表紙の「愛媛の家」。




4ページめくったところで登場。

 コラボハウスは「本当にすごいエコ住宅」をつくる会社です。

私の考えを端的に示した広告です。

「本当にすごいエコ住宅」
それは、使うエネルギーをできる限り小さく、
それでいてとても快適な住宅です。

快適性のためにエネルギーをたくさんつかう訳ではなく、
エネルギー消費が小さいからといって
快適さが損なわれるわけでもありません。

だからこそ、「本当にすごい」んです。

この広告には、
そのために気をつけるべきこと7つを載せています。

 1. 西側に大きな窓を作ってはいけません。
 2. 太陽光発電は快適性とは無関係です。
 3. 風の通りぬける家はとても快適です。
 4. 南面に軒・庇のない家は危険です。
 5. 天窓は絶対に禁止です。
 6. 高気密・高断熱はあたりまえです。
 7. 冬は太陽の光をできるだけ取り込みましょう。

そりゃそうだよな、と思えるもの、
え?そうなの?と思うもの、
色々あると思います。

何回かに分けてその理由を説明しようと思いますので、
おつきあいください。

ではでは、乞うご期待。


コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗

2013年1月3日木曜日

明けましておめでとうございます


旧年中は大変お世話になりました。

投稿がちょっとお留守だった時期もありましたが、
今年は心機一転、定期的に書きます。

去年書きたくても書けていなかったことも織り交ぜつつ、
皆様に、「本当にすごいエコ住宅」とは何か?について、
思うがままにお伝えできればと思っております。

ここで、
ブログを書き始めてから半年以上経った今になってのお知らせですが、
このブログの右側に載っている「ハニィカム」は、
実は妻が不定期でアップしています。
我が家での出来事や、妻のお気に入りの物、
生活で気になった物を載せています。
またご覧になってください。

では、今年もよろしくお願い致します。