2017年6月11日日曜日

窓の変更は得か損か?


「ホームズ君」でお遊び継続中です。

サッシを変更したらどうなるか?
室温は?光熱費は?どうなる?
サッシ変更したほうが良い?しなくて良い?

お客さんにもよく聞かれます。

結論を言ってしまえば、

ちゃんと配慮した設計なら
「±0か、もしくは利益あり」
かもしれません。




ほんとかよ?と思う方のために、試してみようと思います。


使う間取りはコラボハウスのものではなく、
「自立循環型住宅のモデルプラン」
と呼ばれるものを採用します。

外観はこんな感じ。




そして、間取りや断面図は以下の通り。





見てもらえれば分かるように、全くコラボハウスっぽくありません。
国が定めたフツーの家、「ザ・家」の例として見てもらえればよいと思います。
一般的にこうなる、という事を伝えるのが今日の目的です。


今回比較するのは、
コラボハウスの標準仕様 vs コラボ標準+窓の仕様変更版です。


コラボハウスで標準的に採用しているのはYKKAPのAPW330です。
内外両方が樹脂のサッシで、ガラスはLow-Eのペアガラス。


対する窓の仕様変更版は、APW330の「真空トリプル」です。
窓の数や大きさによってまちまちではありますが、
窓の変更には40万円程度、追加費用が必要です。

40万円の追加が、光熱費と快適性になにをもたらすのか?


普通な感じにエアコンを使う家の場合と、
24時間常時エアコンを稼働させて家中どこもかしこも快適な家
それぞれの場合で計算します。


【普通な感じにエアコンを使う家】
何を「普通な感じ」としているか、というと、
人が部屋にいるときにエアコンをON。
人がいなくなったらOFF。
就寝のタイミングでOFF。
起床したらON。
という感じです。

コラボ標準仕様 vs サッシ強化の光熱費の差です。
ちなみにガラスはすべて、日射遮蔽タイプのLow-Eガラスです。





なんとなんと、2800円/年。
35年で98,000円。

んー、40万円かけたんだけどなあ、という結果。
室温は、寒さが響くのは寝ている間なので、寝室の室温を確認。





最大0.7℃、室温が上昇。

エアコンをつけたり消したりする生活であれば、
室温が0.7度上がり、35年で98,000円コストが削減できます。


目立つメリットがあるとは言いにくい結果。。。。



あまりエアコンを使わなかったからだ!ということで、次です。



【24時間常時エアコンを稼働させて家中どこもかしこも快適な家】
家中どこもかしこも、冷暖房がしっかり効くように、
24時間ずーっとつけっぱなし。
その場合の、コラボ標準仕様 vs サッシ強化の光熱費の差です。

またもやガラスは、日射遮蔽タイプのLow-Eガラスです。



驚きの、7700円/年。。。
35年で27万円

むー、40万円かけたんだけどなあ、という結果。




室温は、どちらも一緒。変わりません。

40万円かけてサッシの断熱性能を強化すると、
快適性は同じで、光熱費が35年で27万円安くなる、という結果です。



実は、今回の問題は日射遮蔽タイプのLow-Eガラスです。
「±0か、もしくは利益あり」
と書いたのは本当で、
実はガラスを断熱タイプにすると、結果が変わってきます。

次回、続編です。


のゴロウ
コラボハウス一級建築士事務所

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