2015年10月18日日曜日

エネファームの未来(上)



燃料電池のエネファーム。
水素(H2)と空気中の酸素(O2)を反応させて、
熱(お湯)と電気を作る機器です。

今は水素(H2)をそのまま運搬供給するようなインフラは無いので、
既存のガス(プロパンガス・都市ガス)から、
水素を取り出して使っています。


将来的には、余った再生可能エネルギーを使って海水を電気分解して水素にして、
それを燃料として使う、といった水素社会を目指しているようです。

水素社会の超概略↓



なぜ水素か、というと、
「電気」は貯めることができないから、です。
蓄電池は、現時点でお金がかかりすぎます。
そして、溜めた電気を運ぶことはできません。

その点水素は、一度エネルギーをかけて作れば、
長い間溜めておくことができます。
ボンベにつめて運ぶこともできます。
そして、好きなときに使えます。
まあ便利!


そんな水素社会が来るまでは、
現実的に今どうなっているかの方が気になります。
  本当にそんな社会は来るのか?!来て欲しい、、


まずは、エネファームを導入したら何が嬉しいのか?



天然ガスが100あるとき、
これを火力発電の燃料に使うと、

 排熱 : 60
 送電ロス : 3
 電気として家に届くエネルギー : 37


エネファームに使うと、

 排熱 : 20
 電気として使われるエネルギー : 40
 熱として使われるエネルギー : 40


火力発電だと63のエネルギーを捨てますが、
エネファームだと捨てるエネルギーは20

発電所で捨てるはずだった熱を、各家庭でお湯として利用するのが、
エネファームの良いところです。
あとは、送電ロスが無いところ。


以上が理想の話です。
実際はそううまくはいかないようです。
発電した電気を買ってもらえるわけじゃいので自分の家で消費するしかないし、
お湯を沸かすついでに電気を作ってるような機器なので、
お湯を沸かしきったら発電は止まります。


大規模発電に比べれば捨てるエネルギーを有効活用できるので、
国が推進するのも分かります。
世の中的に良い物っぽいことは分かってもらえると思いますが、
実際に導入するのは我々消費者です。
次回、具体的にどのくらいお金が得したり損したりするのか、
検討してみます。


さあ!データ探さなきゃ、、



コラボハウス一級建築士事務所
高垣 吾朗


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